虫歯菌は赤ちゃんのご飯をフーフーよりもコントロールが大切!

虫歯菌赤ちゃんフーフー

虫歯菌は親が口にしたご飯や、スプーンから赤ちゃんに感染する感染症というのはご存知の通り。もちろん、赤ちゃんのご飯を冷ますのにフーフーするのは虫歯菌を飛ばしていることと一緒

赤ちゃんのご飯を冷ます際にフーフーで虫歯菌が感染するというのは常識!

注意
「赤ちゃんが生まれた時に、虫歯菌はいないから3歳まで、大人が口にした同じ箸やスプーン、コップは同じのはダメ。フーフーしてご飯を冷ましてはいけない」

独身者の方も知っている常識として知られていますし、育児誌にも虫歯菌を感染させないことが重要と書かれていて、赤ちゃんに映ったかも!と肝を冷やしたり神経質になってしまったりイライラすることもありませんか?

まなごん
そうそう!毎日がハラハラドキドキ!私も同じでした。

 

結論からいえば、 虫歯菌の感染を防ぐことは不可能で非現実的。常に私たちの体には常に常在菌がいるように、すべてを殺菌するのは難しい。 赤ちゃんを無菌室で育てるなら別でしょうけど。現実的な話じゃないですよね。赤ちゃんの虫歯菌は感染を防ぐことよりも、虫歯菌を増やさない努力を続けることが子育てには超大切! スキンシップは絶対に欠かせないポイント!

 

今回は虫歯菌の感染を赤ちゃんにご飯をフーフーして感染することに怯えるよりも、虫歯菌を増やさないコントロール方法についてまとめました。

 

フーフーが虫歯菌感染の理由

虫歯菌は病気と同じ感染症だと言われています。赤ちゃんのご飯をフーフーすることで空気感染するわけではなく、唾液が飛沫することで感染すると考えられているためだそうです。このフーフーが虫歯菌の感染ルート!と取り上げられる理由について調べてみました。それには虫歯菌について理解を少しだけ深めておきましょう。

虫歯を作る菌と進行させる菌がいる

虫歯菌は一つだけの菌をじゃないことを知ってましたか?虫歯を作るキッカケとなる菌と虫歯を進行させる2種類の菌がいるんです。この2つの菌を理解しコントロールすることが虫歯になりにくいお口を手にする近道。

虫歯を作る菌

虫歯を作るキッカケを作るのが超有名なミュータンス連鎖球菌。よく知られるミュータンス菌で虫歯菌。ミュータンス菌が作る酸で歯を溶かし歯に穴をあけます。 ミュータンス菌は、歯が生えていない赤ちゃんには存在しないと言われています。ミュータンス菌は、歯にくっつくネバネバ物質グルカンをつくり、歯の表面に留まり歯垢を形成するので歯垢が留まる場所(=歯)がない赤ちゃんにはいないんですね。

虫歯菌は家族の唾液を仲介して感染します。その比率はこのような感じ。

  • 母親51.1%
  • 父親31.4%
  • その他18.6%

参考 虫歯菌の話

育児雑誌など常識として言われている「大人が口にした同じ箸やスプーン、コップは同じのはダメ。フーフーしてご飯を冷ましてはいけない」っていうことに繋がるんですよね。虫歯の感染ルートは家族からっていうこと。 子供の歯を守るには一緒に生活する家族の治療も最優先課題なわけ

なんで虫歯菌って言われるの

ミュータンス菌が虫歯菌と言われる由縁は。ネバネバ物質グルカンで歯に留まり歯垢を形成、さらに食べ物から糖を得て増殖し糖質から乳酸を作り歯の成分であるカルシウムやリンを溶かします。環境適応力も高いので酸を産生しつづけて歯を溶かす酸を作り出す 歯垢を作り酸をだす。 これが虫歯菌と言われる由縁になっているみたい。

ただし歯の質や唾液量など生活習慣、ミュータンス菌の多さにより虫歯の進行度合いは異なります。穴が完全に空く前なら再石灰化を促進することで修復することも。ミュータンス菌が歯垢をつくり、酸を産生し歯の表面を溶かすことはわかりましたが、実は進行をすすめる菌もいることがわかりました。この2つがセットになることで虫歯は進行し症状が悪化するんです!

虫歯を進行させる菌

虫歯を進行させてしまう菌はラクトバチラス菌と言われ私たちが食べる食べ物や砂糖などにも含まれています。とくに多く含まれているのは乳酸菌飲料やヨーグルトだったり。乳酸菌サプリや口臭サプリなどでおなじみになっている菌です。 ラクトバチラス菌は、歯の表面に単独で付着することができない菌。ミュータンス菌が形成した歯垢に住み着くことが可能で、ミュータンス菌が溶かした歯をさらに進行させて虫歯を悪化させてしまうことが分かっています。

酸素がなくても生きていけるという生命力も兼ね備えている菌。虫歯菌といっても作る菌、進行させる菌がセットとなり虫歯は悪化するということが分かりました。

虫歯ができやすい環境

このように虫歯ができやすい環境をまとめると下記のようになります。

  • ミュータンス菌が多い
  • ラクトバチラス菌が多い
  • だらだら食べ
  • 歯垢が多い

虫歯を予防するのは、虫歯菌に感染させないではなく、虫歯菌をコントロールしていくことが大切となります。

虫歯菌をコントロールする方法

虫歯菌をコントロールするってどういうこと?目に見えて分からないじゃんと思ってしまいますよね。上でも説明しましたが、虫歯ができやすい環境が分かればその環境をひとつずつ減らしてあげればいいのですよ。

  1. ミュータンス菌を減らす
  2. ラクトバチラス菌を減らす
  3. 食習慣の改善
  4. 歯磨き、仕上げ磨きをする

 

などがあげられます。 ひとつずつ説明していきますね。

1.ミュータンス菌を減らすには

  • 家族のお口環境改善
  • 歯医者を定期的に受診

 

ぶっちゃけ、この菌が少なければ虫歯にもなりません。 ラクトバチラス菌がいても定着されないので虫歯が進行することもありません。でも、完全に感染を防ぐことは非現実的だっていう話をしましたよね。 現実的に感染させないことを重点をおいてしまい、子供とのスキンシップが疎かになり子供成長に悪影響があることもわかっています。

スキンシップは虫歯にすることよりも子供が成長する上で欠かせないもの。その名も「温もりチャージ」! 家族感染が多いのがミュータンス菌です。子供とのスキンシップを増やすためにも、家族が歯科医院でクリーニングや治療を積極的に取り組みましょう

定期的に受診することで、クリーニングで歯垢の除去することで住み着く場所を少なくできます。

クリーニングで得られるメリット

バイオフィルム除去

ミュータンス菌が形成する歯垢は放置してしまうと、バイオフィルムという歯垢同士を成長させ強固にしてしまいます。 バイオフィルムは、一部だけでも残っていれば再度形成し成長するので歯医者でのクリーニングが効果的。

歯石除去

ほかにも放置気味の歯垢が固まり歯石することも。ザラザラしているので汚れが着きやすくなります。普段の歯磨きで除去することが不可能なので歯科医で除去してもらうことになります。

2.ラクトバチラス菌を減らすには

  • ダラダラ食べない
  • 必ず歯を磨く
  • 定期的な受診

 

ラクトバチラス菌は、食べ物などにも多くは存在するので、食べない・・・ということはできませんよね。 そもそもラクトバチラス菌も糖分を好む細菌。ここでいう糖分は甘いものではなく炭水化物を含め私たちの食事を指します。 食事間隔や飲み物なども一度見直してみるいいようです。 特に仕事中なんかは糖分入りの缶コーヒーやお菓子をつまんだりしていませんか?つまみ食いが多い方は注意が必要です。

過去の虫歯治療で銀歯も注意が必要だそうです。銀歯は一生ものではなく経年劣化します。治療後に詰めた部位に隙間ができやすくなります。こういう治療後放置しがちになる部位にラクトバチラス菌が住み着きやすいことがわかりました。

3.食習慣の改善

子供は甘いものが大好き。これって必然。 生活のリズムが崩れると食事のタイミングが少なくなり、時間の間隔も短くなるので生活リズムを整えることが必要です。祖父母の家のように常に食べるものが置いている状態もダラダラ食べる癖が付きやすいので好ましいとはいません。子供のおやつはエネルギー補給の補助として役割も大きいので簡単に工夫することができますよ。歯にくっつきやすかったり、口に残りやすいおやつもオススメできません。

4.歯磨き、仕上げ磨き

歯垢、バイオフィルムはブラッシングにより取り除くことが可能です。食べたら必ず歯を磨く習慣を身に着けることが大切です。 永久歯が全て生え変わる小学卒業くらいまでは、保護者による仕上げ磨きを継続したいですね。

まとめ

いかがでしたか? 虫歯菌が赤ちゃんに感染するからフーフーはダメという理由を深く知ることができました。糖分をコントロールしたり、歯磨きの習慣化に努めたほうが無理がないのかなって感じます。 糖分や食事の間隔など簡単にできることも多くあるからです。

ついつい虫歯菌はうつるから、あれもこれもと制約をつけがち。 だけど100%感染は防げません。 逆に感染させまい!と子育てがうまくできなくなるのでは本末転倒です。

虫歯菌は感染を防ぐことよりもコントロールすることに注力したほうが、スキンシップが増えれば思い出も多い楽しい毎日が送れると思いませんか? もちろん家族間での感染だからこそ、家族の治療や受診が優先事項です。

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